ダブル認知症のお互いを傷つけ合ってしまう悲しい現実

先日ニュース番組の特集で
“ダブル認知症”というものが
やっていました。
(※地方ニュースなので
ご覧になった方は
少ないかと思います。)

年齢は忘れてしまいましたが、
高齢のご夫婦が2人共認知症を患い、
息子さんが時々様子を見に行く、
という感じでした。

ご夫婦は畑仕事をしていて、
身体の不自由はそこまで
ないように見えました。
(年相応のしんどさ等は
あるかもしれませんが。)

ただ、
ある時おじいさんの顔に
傷ができていたのですが、
取材スタッフが

「どうしたんですか?」

と尋ねたら

「さっき転んだ!」

と答えたのですが、
どうも様子がおかしい…。

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取材スタッフが
一緒にいたおばあさんにも
尋ねてみると

「これは私がやった!」

…どういうことでしょう?

何でもおばあさんは、
認知症であるおじいさんと
認知症である自分に対して
感情のコントロールが
うまくできなくて、
その結果おじいさんに
手を出してしまったと。

そして、
その叩かれたという事実を
おじいさんは忘れてしまっている。

おばあさんを庇うとか
そういう気持ちも
もしかしたら0では
ないのかもしれませんが、
どうやら覚えていない様子。

この件に関わらず、
認知症を患ってから
2人共言葉が暴力的になったと
息子さんが話していました。

お互いが
手を出すような喧嘩は
しないにしても、
何かを言い争うことは
あるようです。

ただそれも
何を言い争ってるのか?
そして
何を言い争っていたのか?
わからないことも多い様子。

たまたま私の母も
この特集を見てみたようで、
“本当恐ろしい…”と
メールが届きました。

世の中にはきっと
このようなケースも
多々あると思います。

私のおばあちゃん達は
認知症が悪化した頃には
配偶者はもういなかったので、
先程のようなことは
一切ありませんでした。

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でも先程のご夫婦には
良いこともありました。

何とおじいさんは
要介護のレベルが
改善されたのです!

3→2だったかな?
(違ったらすみません。)

認知症は完治するものではなく、
治療=進行を抑えるのが
第一の目的と言われていて、
改善することは滅多にないと。

なのでおじいさん本人も

「奇跡!」

と言っていました。

おばあさんもどことなく
嬉しそうに見えました。

畑仕事が良いのでしょうか。

認知症を患えば
本人はもちろん、
介護する家族や職員さんも
大変な思いをします、
本当に過酷です。

でも、
こんな奇跡的なことも
あり得るのかぁと
感慨深くなりました。



今年最後の更新です。

閲覧してくださり
ありがとうございます。

皆さま良いお年を。

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